②根症状型タイプ
脊柱は脊椎が重なって形成されており、それによってできた空間(脊柱管)の中に脊髄が通っています。脊髄は神経の束で、頸髄からは、上肢の運動・感覚を支配する「神経根」が分岐してます。
神経根が障害されると、その支配領域に一致した疼痛・放散痛(関連痛の一種、原因部位と全くかけ離れた部位に現れる痛みの事)、感覚障害といった神経症状が出現し、このように神経根に起因する神経症状を神経根症状といいます。
根症状型では、頸椎捻挫型の症状に加え、腕、手、足のしびれや痛み、反射異常、筋力低下などが現れます。